寺社の基礎知識

絵馬って馬と関係あるの??

皆さんは絵馬を奉納した経験がありますか?
五角形の小さな板に願い事を書いて、紐でくくりつけるあれですね。
「受験に合格できますように」なんて願い事をするんですが、どうして絵馬と呼ばれるのでしょう。今回は、そんな絵馬の発祥についてのお話です。

◆絵馬とは・・・馬を神様にささげる代わりに、代理として奉納した物。

古来より馬は権力の象徴であり、神聖な動物でした。
こうした意識は、願い事をする際に馬を神様に捧げる風習を生むようになります。
しかしながら、馬を奉納できるのは一部の限られた有力者だけであり、やがて、土製や木製の馬形象を献上して祈願をする簡単な風習が広まりました。

その、最終形態として五角形の小さな板に「馬の絵」を描いて奉納する絵馬ができました。
最近は絵馬に馬の絵が描いていないものも散見されますが、元々は絵馬には馬の絵がありきだったんですね~。

鈴

絵馬の種類って??

絵馬の発祥時期は特定できていませんが、奈良~平安の出土例があることから、馬像献上とほぼ同時期に始まったと考えられています。

絵馬はこの後、室町時代の終わりごろに大絵馬と小絵馬に分かれます。
大絵馬は専門の絵師が書き、絵馬堂に納められる絵馬。
小絵馬は一般の奉納者が書く絵馬です。江戸時代に大流行しました。

今日、絵馬といえば、この小絵馬が一般的ですね!!
元旦の混雑で行列がなかなか進まないときには、こんな絵馬トリビアを披露してみてはいかがでしょうか?

絵馬

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