寺社の基礎知識

燈篭にはどんな意味があるの??

燈篭。

参拝の際には、鳥居の向こうに石燈篭が並ぶ様子も、風情がありますよね!!

今回は神社に燈篭がおかれるようになった理由をご紹介します。

燈篭はもともと寺院の物だったのです

仏教においては、お香と花、それに燈明(神仏にささげる火)をささげる事が供養の基本となっています。

寺院では、燈明はさらに重要で境内の要所に燈篭をたたせ、寺院を照らす事で浄土を再現する事に一役買っていました。

実は、大晦日に石灯籠に火が灯っている幻想的な風景は、浄土(仏の国)を表していたんですね~。

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なんで燈篭は神社に置かれるようになったの??

仏教と違い、新道はむしろ暗闇に神秘性を見出す宗教でした。
祭りの重要な儀式は、明かりを消して暗闇の中で行われることが多かったのです。

しかしながら、「神仏習合」というキーワードが、燈篭という火の文化を新道に持ち込むことになりました。

神仏習合とは、神宮寺を初めとして仏教と新道の混同を図る目的で奈良時代に行われた宗教政策です。

これにより、神社の境内にも燈篭が取り入れられるようになりました。

その後、明治時代の神仏分離政策を経ても燈篭は新道に残り、現在の風景になったのです。
神社に石燈篭はあまりにも馴染んでいるので、元は仏教文化なんて意外な感じもしますね~。

お祭りの時しか火が灯ることが少ない燈篭ですが、参拝の際には歴史を感じてみてくださいね。

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