お寺・神社の基礎知識

お寺の参拝方法

仏教の開祖はお釈迦さまです。
お寺というのは、もともとはお釈迦さまの遺骨をおさめる塔を中心に造られたものでした。
その後、時代とともに仏像を安置する金堂(本堂)がメインになり、塔は脇役になっていきました。

仏教にはさまざまな宗派があり、日本の宗派は13宗56派にのぼります。
それぞれに基本的な教えやご本尊となる仏様が異なりますので、ここではお寺にお参りするときに気をつけるべき一般的な知識を知っておきましょう。

お寺

お賽銭

お寺であげるお賽銭は「お布施」の意味があります。
金銭を仏様に差し上げることで、自分の煩悩を捨て「修行させていただいている」ということなのです。

鐘をつく

もし自由に鐘をつかせてもらえるお寺だったら、お参りの前につくようにします。鐘をつくのは「これからお参りさせていただきます」という仏様へのご挨拶だからです。お寺から出るときにつく鐘は「出鐘」といって、死んだ人をあの世に送るときの鐘なので、縁起が悪いとされています。

鐘をつく

朱印

朱印はもともとお寺で写経をして、そのお経をお寺に納めた証として発行される証明書のようなものです。
現在は納経料を払えば、実際にお経を納めなくても書いてもらえますが、マナーとしてお参りの後に頂きましょう。

護摩(ごま)を焚く

密教系のお寺で、ローソクやお線香といっしょに、願い事を書くための木片が置いてあるのを見たことはありませんか?
あの木片を護摩(ごま)の木といい、護摩の木を護摩壇で燃やしたときの炎が仏様の知恵だとされます。護摩の語源は、サンスクリット語の「ホーマ=物を焼く」に由来します。

護摩(ごま)を焚く

数珠のかけかたと使い方

お寺にお参りするときは、できれば数珠を持参したいものです。合掌するときの数珠のかけ方は宗派によって違いますが、大きく2とおりに分けられます。

・両手の親指にかけ、房は両手首の間に垂らす。
・両手の親指とひとさし指の間にかけ、輪を手のひらの外側にかける。

拝むときに数珠をこすり合わせるか、こすり合わせないかも宗派によって異なるので、自分の宗派を知らない人は、一度、両親や親戚に聞いて確かめておくとよいでしょう。


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